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2018.07.12
日本の伝統に寄り添い、ハレのお料理を・・・。
思い出を振り返り、楽しいか語らいの時を・・・。
中国の儒教には敬老思想と長寿を尊ぶ思想がありました。その思想から、長寿を祝う詩を贈ることが流行しました。これが日本に伝わり平安時代に初めて行われ、その後貴族の間で広まりました。鎌倉時代以降に現代の61,70,77・・・という年齢で祝うことが広まったようです。その中でも還暦は、江戸時代、干支についての俗信流行の流れに乗り、人生の中の一つの行事として広まっていきました。
還暦は、昔の暦では十干〔じっかん〕と干支〔えと〕が60年で一巡し、61年目に暦が戻ってくることからめでたいものとされています。古稀は中国唐代の杜甫の詩の一節「人生70古来稀なり」に由来し、喜寿は「喜」という字を草書体にくずすと「七」を三つ並べた字となり七十七に読めることから来ています。傘寿は「傘」を略した中国文字が八十と読めること、米寿は「米」の字が八十八を組み合わせた形であること、また卒寿は「卒」の略字「卆」が九十と読めることに起因します。そして99の歳は「百」という字から「一」を取ると「白」になることから、「白寿」と呼ばれています
還暦(かんれき)61歳(満60歳)
古希(こき)70歳
喜寿(きじゅ)77歳
傘寿(さんじゅ)80歳
米寿(べいじゅ)88歳
卒寿(そつじゅ)90歳
白寿(はくじゅ)99歳
百寿(ももじゅ)100歳